最終的な精度はここで決まる!ドットサイトの ゼロイン 調整の重要性
ドットサイトのゼロインとは、レティクルの位置を弾道に合わせる調整です。一度きちんと行えば、狙った場所に当たる感覚が大きく変わります。ただし、手順を間違えると時間ばかりかかります。この記事では、ホップ調整から上下左右の合わせ方まで解説します。
要点まとめ:ゼロインの流れ
- 先にホップを決める:ゼロインは弾道が安定してから始めます
- サイトは水平垂直に固定:斜めだと上下左右がつられてズレます
- 左右軸から合わせる:ダイヤルの矢印の基準も、ここで確認できます
- 矢印は弾道基準が一般的:ドット基準の製品も存在します
- 上下は交戦距離で決める:迷ったら想定する最大距離に合わせます
- 距離を変えて再確認:5m手前でも当たるか見ると精度が分かります
ゼロインが必要な理由
ドットサイトの基本について語ってきました当シリーズですが、今回は実際にサバゲーやシューティングで使用する際に重要になってくる ゼロイン について解説したいと思います。
ゼロイン とは弾道と照準を合わせる調整のことを差します。ドットサイトを取り付けたのに、照準と弾道がズレまくっていたらただの飾りでしかありません。折角ドットサイトがあるのなら、しっかりと ゼロイン を行って照準器として活用しましょう!
ゼロインをしないと、ドットは目印にならず、頼りにできません。実際、弾道を見て撃つ癖がつくと、サイトを載せた意味が薄れます。また、狙いが安定しないと、ホップの良し悪しも判断しにくくなります。
手慣れた方ならばゲーム前にシューティングレンジでササっと ゼロイン できると思いますが、初心者の方や今まで何となくで調整していた方は、理屈や仕組み、手順を理解していないといつまでたっても弾道とレティクルが合わない!ということになりかねません。
ゼロインで変わるサバゲーの実体験
筆者のサバゲー仲間の中にも、サバゲー歴10年以上で「実は弾道だけ見て撃ってました」と打ち明けたプレイヤーさんがいました。もちろんそれだってサバゲーを楽しんでいれば全然問題ないと思います!でも、そのプレイヤーさんのエアガンを借りて ゼロイン 調整して撃ってもらったところ「ええっ!?ドットと弾道が合うだけでこんなに変わるの?!感動!」と目からウロコが落ちたような反応を見せてくれました。それからというもの自分で ゼロイン 調整をするようになり、ヒットも量産。サバゲーがより楽しくなったと言っていました。
ゼロイン がしっかりとできているエアガンでも「実はいつも詳しい人にやってもらってるんだよね~」というプレイヤーさんもいらっしゃいます。しかし、自分でできるようになるとMyエアガンへの愛着もひとしおです! ゼロイン は是非ご自身でやってみて頂きたい調整です。
ゼロインは、一度覚えれば他の銃にも応用できます。例えば、サイトを付け替えた日や、ホップを触った後は再調整が必要です。そのため、自分で手順を知っておくと安心です。
シューティングレンジは、安全に試射できる場所です。また、距離を測りやすく、標的も置けます。なお、風が強い日は、結果がぶれるので避けるのが無難です。
ゼロイン はホップ調整から
ホップ調整が先、ドット調整が後という順番は崩せません。ホップを変えると弾道が上下するためです。つまり、弾道が決まってから、初めてドットを合わせられます。
ゼロイン の基本として、まずはホップアップを自分の使いやすい強さに調整し、弾道を決めることが必要です。稀に ゼロイン がよくわからないからといって照準の方に弾道を合わせようとホップ調整される方がいますが、当然これは良くありません!
本来であればもっとBB弾が遠くまで届いたり、逆にホップアップを押さえて水平弾道にできるのに、照準に弾道を寄せてしまっては自分好み弾道を体感できないばかりかエアガンのポテンシャルを最大限に活かしきれません。
ホップの強さは戦い方で決める
最初はドットサイトを覗かず弾道だけを見るようにして、自分にとって最適なホップの掛かり具合になるよう調整を行いましょう。
相手が潜むバリケードの隙間を抜くような精密な射撃をしたいなら、弾道が直線となるホップ弱めの水平弾道がおすすめ。相手の死角から遠距離でスナイプするなら遠方で浮き気味になるホップ強めの調整もアリです。
ただし、あまりにもホップを強く掛けすぎると相手の頭を超えていく浮きすぎな弾道になり、20~30mより先の距離では狙うことすら叶わないといった事態になりかねません。ホップアップ強めがお好みでも、バランスが良い加減となるところで留めておくのがベストです。
ホップの掛け方は、立ち回りで変わります。例えば、屋内では弱めの水平弾道が扱いやすいです。一方、広い屋外では、少し強めの設定が活きます。
ホップ調整の確認は、サイトを覗かずに行います。さらに、同じBB弾で数発撃ち、弾道の傾向を見るのがコツです。
弾道が曲がる・散るときの原因
ちなみに弾道が曲がったり散ったりする場合はホップ調整では何ともなりません。毎回弾道が途中から曲がる場合は、チャンバーパッキンが曲がって取り付けられているか、ホップを掛ける突起部の摩耗やオイルの付着が考えられます。あなたのエアガンの構え方が垂直でないこともあり得ます。ホップアップとはBB弾に垂直方向の回転を与えることで揚力を発生させ飛距離を伸ばすための仕組みです。回転軸がズレれば揚力の働く方向も真上ではなくなるため、途中から弾道が曲がってしまうのです。
弾道が曲がる原因は、パッキンだけとは限りません。例えば、ホップの突起の摩耗や、油の付着もあります。特に、パッキンの傾きは見落としがちです。
メンテナンス後に確認したいこと
そのため、エアガンのチャンバーカスタムやメンテナンスをした後はパッキンの突起が水平に降りてくるかよく確認しましょう。しばらくチャンバーパッキンを交換していない場合は新品に交換し、まだまだ新しい場合はオイルやグリスが残らないよう綿棒など拭きカスの出にくいものでクリーニングを行います。エアガン自体に問題が見当たらない場合は自分自身の射撃フォームを知人にチェックしてもらうことも忘れずに!そのほか風の影響も考えられるので、シューティングレンジの環境もよく確認する必要があります。そして、ホップ弾道の確認も後述のドットサイトの調整も、射撃時にエアガンがブレていたら元も子もないので、慣れていない方は依託射撃(台や壁などを支えにして撃つこと)で調整をしましょう。
チャンバーを触った後は、必ず試射で確認しましょう。また、BB弾も確認したい点です。保管状態が悪い弾は、真円が崩れて弾道が乱れます。
依託射撃は、台や壁で銃を支えます。そのため、手ブレの影響を減らせます。さらに、毎回同じ姿勢で撃てるので、再現性が上がります。
ランダムに散るときの対処
上下左右ランダムに弾道が散る場合は、BB弾の性能や保管状態が良くなかったり、バレル周りやチャンバー、ノズルの動作精度が良くない可能性もあります。BB弾が悪い場合は新しいものを買ったり仲間から分けてもらうこともできますが、エアガンのセッティングの場合は流石に現地では対応が難しいので、後日分解して再調整したりショップに持ち込んで確認してもらうようにしましょう。弾道の散り具合をエアガンの現状性能と捉えるか不具合と捉えるか、プレイヤー本人の許容範囲にも個人差があります。たまには仲間のエアガンも試射させてもらうなどして、弾道の良し悪しの感覚を覚えておくと良いでしょう。
自分の使いやすい弾道に調整できたらここからいよいよ ゼロイン の本番、ドットサイトの調整に入ります。
調整の途中で迷ったら、一度ホップを標準に戻します。そして、別の日に再度試すと、原因を切り分けやすくなります。
ドットサイトの調整
ドットサイトの調整ダイヤルの基本
ドットサイトには照準点(レティクル=ドット)の位置を調整するためのダイヤルが存在します。左右と上下の2軸をそれぞれ調整するためダイヤルは2つ設置されているはずです。ダイヤルは基本的にゲーム中に回ったりしないよう、手で回しにくくなっていたりキャップで保護されています。ダイヤルを回す際はマイナスネジや2穴など工具が必要になるモデルが多いので、お手持ちのドットサイトのダイヤル仕様を確認し適したものを準備しておきましょう。製品よっては調整用工具が同梱されていたり、ダイヤルのキャップが工具として使用できるものもあります。
ダイヤルの1クリックあたりの移動量は、製品ごとに異なります。例えば、1/4MOAや1/2MOAといった規格があります。そのため、取扱説明書の確認が欠かせません。
ダイヤルのキャップは、小さく外れやすい部品です。また、工具を押し当てる位置を間違えると、傷が付きます。なお、調整後はキャップを戻しておきましょう。
サイトは水平垂直にしっかり固定する
また、ドットサイトがエアガンにしっかり垂直に取り付けられているかもよく確認しましょう。ドットの調整は上下左右の2軸で行うと書きましたが、1軸ずつ順番に調整していくことになります。ドットサイトが斜めに取り付けられていると、例えば先に左右をバッチリ調整できたとしても、上下を調整する時にドットが斜め方向に上下するのでまた左右がズレることになります。どちらか片方を調整すれば他方がまたズレるというイタチごっこに突入し、ゼロインは至難の技です!余計に時間を費やすことになるのは必至なので、マウントへの固定やエアガンへの固定はビシッと水平垂直を心掛けましょう。
マウントの固定は、ネジを少しずつ均等に締めます。また、レールのガタつきがあると、ゼロインが崩れます。一般的なピカティニーレールの幅は、約21.2mmです。
ダイヤルを回す方向
ドットの調整ダイヤルには必ず「R→」や「UP→」の様に、どちらに回したら良いか方向の指標が付いています。2穴ダイヤルにキャップを使って調整するモデルでは、キャップ裏に印字されている場合もあります。
矢印が示す向きは、製品の説明書で確認できます。さらに、ダイヤルを1〜2クリック回し、着弾の動きを見ると確実です。
ここで気を付けたいのが、一般的には「R→」や「UP→」の示す方向はドットの移動方向ではなく弾道の移動方向だ、ということです。「え?レティクルを動かすのになんで?」と思いますよね。その疑問ごもっともですが、これは実銃のゼロイン方法に由来します。
この仕組みを知らないと、回すほど弾道が離れていきます。ただし、向きが逆と気付けば、すぐ修正できます。一方、気付かずに回し続けると、調整が長引きます。
矢印が弾道基準である理由
実銃では弾丸の発射スピードが速すぎて弾道なんて肉眼では追えません。そのため、ゼロインの際は着弾点に目安となるターゲットペーパーを貼り付けドットをターゲットの中心に合わせて何発か撃ちます。そして複数の弾痕の中心点がターゲットの中心からどれだけずれたかを見てレティクル調整ダイヤルを回します。弾痕の中心点が左にズレていたらR方向にダイヤルを回す、といった感じです。実際にはレティクルを動かすことになるのですが、弾道をターゲットの中心に寄せていく方が感覚として捉えやすいためこういったシステムになっています。
エアガンだとBB弾の弾道が目で追いやすいので、調整ダイヤルの方向指標はついついドットの移動方向と思って回してしまいますが、間違えるとどんどん弾道が離れていくので要注意です!
同じ考え方は、実銃のスコープにも使われています。そのため、エアソフトのサイトも、この向きに合わせて作られています。
この画像では、ダイヤルの矢印が確認できます。また、キャップ裏の印字を見る場合もあります。
例外:ドットの移動方向を示すサイト
そして、ここまで言っておきながら何ですが「一般的には」と言った通り例外もあります。稀に、ドットサイトによってはドットの移動方向を示している場合もあります。レプリカだからそうなっていたり、実物サイトがそうなっていたり、なんて分かりづらい世界なんでしょ!その辺りの対策も含めて調整方法を次項から解説します!
製品によっては、矢印の基準が異なります。そのため、先に左右軸で動きを試すのが安全です。例えば、右へ回して着弾が左へ動いたなら、基準は逆と判断できます。
ここで、着弾点とドットの位置関係を、メモに残しておくと便利です。さらに、何クリック回したかを記録すると、戻したいときにも役立ちます。
まずは左右軸の ゼロイン から
ゼロインの際、ドットの調整は左右軸から合わせるのがオススメです。後ほどご説明しますが、上下軸の調整は交戦距離や個々の戦術・好みによって合わせる位置が変わってきます。しかし、左右軸は必ず中央に合わせることになるので先に合わせておくのが良いでしょう。
そして、前項で説明したダイヤルを回す方向についても、合わせたい方向とは逆にダイヤルを回していた場合、左右軸の方が気づきやすいという理由もあります。射手の目にはBB弾の弾道は上下方向の移動線として見えますので、ドットが上下どちらに動いたかは着弾地点をしっかり捉えていないと分かりづらいです。左右の場合はドットが弾道に近づいているのか離れているのか一目瞭然です。
左右軸の調整では、5〜10発ほど撃って、弾の集まりを見ます。そのため、1発だけで判断しないことが大切です。
ドット基準か弾道基準かを見分ける
お手持ちのドットサイトのダイヤルの方向指標がドット基準なのか弾道基準なのか、先に左右の調整を通して知っておきましょう。
見分け方は簡単です。まず、1クリックだけ回して数発撃ちます。次に、着弾の動きがダイヤルの矢印と同じか確認します。
ドットと弾道を合わせる基準ですが、どんなに調整を重ねたエアガンであっても弾道が全く散らないなんてことはあり得ません。なので、弾道が散る範囲の平均値、ちょうど中心あたりにドットが合うようにダイヤルを調整してください。
ゼロインの基準は、弾の集まりの中心です。ただし、風が強いと中心がブレます。そのため、無風の時間帯を選ぶのが確実です。
この画像は、ゼロインのやり方を示したものです。また、左右のズレが分かりやすい例でもあります。
上下の ゼロイン は環境や好みに合わせて
ドットの上下方向の調整については、状況により合わせる位置が異なってくるので考慮が必要です。ドットサイトは弾道線(エアガンのバレルのライン)よりも上に設置することになるので、必ずオフセットが生じます。前回の記事でもリンクを貼りましたが、オフセットの詳細は下の記事をご一読ください。
上下の合わせ位置は、一つに決められません。そのため、ここでは考え方を中心に解説します。また、サイトの高さも関係します。
照準と着弾のズレ:メカニカルオフセットを考慮したサイティング
BB弾は山なりに飛ぶ
自分の視界を平面的に捉えた場合、BB弾は下から現れ上に上に上がってきます。そして飛翔しているBB弾の勢いがなくなってくるとまた下に落ちます。つまり、BB弾が着弾する距離によってドットとはどうしてもズレが発生してしまうので、目安として合わせるしかないというのが実情です。
BB弾は、ホップの揚力で山なりに飛びます。そのため、ドットと重なるのは、特定の距離だけです。さらに、距離が変わるとズレる方向も変わります。
弾道の見え方は、サイトの高さで少し変わります。一方、サイトを低く載せると、ズレは小さくなります。
フィールドと交戦距離で合わせる位置を決める
メカニカルオフセットの記事では ゼロイン とサイティング(狙い方)の双方について触れていますが、 ゼロイン の時点である程度はフィールドや自分の好む交戦距離に合わせた調整をしておくことが重要です。CQBフィールドやインドアフィールド、グイグイ前に出るようなプレイスタイルの場合は着弾点を近くに想定し、20mくらいの着弾点にドットを合わせるのがベスト。広いフィールドで交戦距離が遠かったり、後方支援に回ったりスナイプするプレイスタイルの場合は40~50mの最大距離の着弾点に合わせると良いかと思います。
交戦距離の想定は、フィールドで変わります。そのため、普段遊ぶ場所を基準にすると、迷いません。
| プレイスタイル・環境 | 合わせる着弾点の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| CQB・インドア・前線で戦う | 約20m | 近距離を重視します |
| 広いフィールド・後方支援・スナイプ | 約40〜50m | 最大距離で合わせます |
| 迷ったとき | 想定する最大距離 | 近い的は大きく、ズレが気になりにくいです |
| 狭い隙間・距離固定の競技 | その距離で正確に | 上下も的確に合わせます |
狙い方でオフセットを補う
想定した交戦距離よりも着弾点より遠くに相手がいればドットを下目に合わせて撃ち、近くに相手が現れればドットを上目に合わせて撃つというように狙いを付ければ、メカニカルオフセットをカバーできます。ある程度慣れが必要なことではありますが、日本でのサバゲーは交戦距離が最大でもせいぜい50m程度なので、大幅なズレは起きません。ドットを合わせる位置に迷ったら、最大距離でレティクルを合わせてしまいましょう。遠くのターゲットは当然小さく見えるので良く狙いすます必要がありますが、近くのターゲットは大きく当てやすいので多少のレティクルのズレは問題にならない場合が多いです。
ただし、特定の距離で狭い隙間を撃ち抜きたい場合や、ターゲットシューティングで決まった距離の競技を行う場合は、上下方向も的確に ゼロイン しましょう。
ゼロイン後は、近い相手には上目、遠い相手には下目を狙います。例えば、20mで合わせたなら、40mではやや上を狙います。ただし、慣れるまでは試射で感覚をつかみましょう。
距離の確認は、フィールドの目印が便利です。また、撃ち合う場所を決めておくと、狙い方も安定します。
レティクルの形も活用しましょう!
ホロサイトのレティクルを使いこなす
ここまでは一般的なドットサイトのお話として、照準点(レティクル)がドット(点)であった場合を想定していましたが、EOTechなどホロサイト系の場合はレティクル形状が異なるため上下の ゼロイン については多少の余裕が生まれます。ホロサイトやそのレプリカは、照準点のドットに一回り大きなサークルが表示されます。これは、あくまで基準は中央のドットとしつつも、それより遠ければサークルの上を照準点として使い、近ければサークルの下を照準点として使えるように工夫されているんです。
EOTech系の円は、上下左右の目安になります。そのため、距離が違っても、円のどこを使うか決めれば対応できます。
サークルの左右も同じで、風の影響で弾道が水平方向に反れる場合に風向きを計算してターゲットに合わせる照準位置を変える時に有効です。よく考えられたレティクルデザインですね。
風が強い日は、円の左右を使うのが定石です。さらに、練習でクセをつかんでおくと、本番で慌てません。
ゼロインで変わるサバゲーの実戦
さて、ドットサイトの ゼロイン について解説してきましたが如何でしたでしょうか?確かにサバゲーでは弾道を見ながら狙いをつけることも可能ではあるんですが、しっかりと ゼロイン 調整を行えばワンショット・ワンキルも普通に実現できます。もしも今まで ゼロイン を適当にしていたのだとしたら、カスタム以上の効果があると言えるでしょう。
プレイヤー自身で簡単に実施できるエアガン調整として、是非チャレンジしてみていただきたい項目です!
ゼロインを済ませると、狙いの迷いが減ります。実際、慣れた人は、ゼロインのずれにすぐ気付きます。また、定期的な再調整で、弾道の変化にも対応できます。
ゼロイン後に確認したいこと
距離を変えて再確認する
ゼロインが済んだら、標的を5m手前に動かして撃ちます。複数の解説で、この再確認が推奨されています。当たりが外れるなら、ダイヤルを少しずつ戻して微調整します。
ただし、5mの再確認だけでは足りません。また、標的の高さも、銃口と同じ高さにそろえましょう。
ゼロイン後はホップを動かさない
ホップの強さを変えると、弾道が上下します。そのため、ゼロイン後のホップ変更は避けるべきです。変えた場合は、もう一度ゼロインをやり直します。
ゼロインした距離は、メモに残しておきます。一方、記録がないと、現場で上下の補正が難しくなります。
覗く位置を毎回そろえる
ドットサイトは、見る角度によってドットがズレることがあります。この現象は視差と呼ばれます。そのため、毎回同じ姿勢で覗くことが大切です。
ゼロインのときの姿勢を、スマホで撮影しておくのも手です。さらに、頬付けの位置を決めておくと、再現しやすくなります。
風とマウントの点検
横風は、20〜30m先で数cmから数十cmの着弾ズレを生むと言われます。そのため、無風の日や時間帯を選びましょう。
マウントのネジは、使うほどに緩みます。また、レールとの隙間があると、ゼロインが狂います。特に、サイト付け替え後は点検が必要です。
ゼロイン調整の手順チェックリスト
ここまでの内容を、実際の手順に並べ直します。一つずつ確認しながら進めてください。
- 標的を置き、メジャーで距離を測ります(目測は避けます)
- サイトを水平垂直に固定し、ネジの緩みを確認します
- 覗かずに数発撃ち、ホップを自分好みに決めます
- 依託射撃の姿勢を作り、毎回同じ位置で覗きます
- 左右軸を合わせ、矢印が弾道基準かドット基準かを確認します
- 上下軸を、想定する交戦距離の着弾点に合わせます
- 5m手前に標的を動かして、当たりを再確認します
- 合わせた距離と、クリック数のメモを残します
ゼロインがうまくいかないときのチェック表
症状ごとに、考えられる原因を整理しました。まず、当てはまるものから確認してください。
| 症状 | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 弾道が途中から曲がる | パッキンの傾き・突起の摩耗・油の付着・銃の傾き | チャンバーの点検と、パッキンの交換・清掃 |
| 上下左右にランダムに散る | BB弾の品質や保管・バレルやノズルの精度 | BB弾の交換と、後日の分解点検 |
| 左右を直すと上下がズレる | サイトが斜めに付いている | マウントの固定を見直し、水平垂直を出す |
| 回すほど弾道が離れる | ダイヤルの矢印の基準を逆に捉えている | 1クリックで着弾の動きを確認する |
| ゼロイン後に外れる | ホップ変更・マウントのガタ・ネジの緩み | ホップを固定し、ネジを増し締めする |
| 日によって当たりが違う | 風・覗く角度の違い(視差) | 無風の時間帯と、同じ姿勢で再試射する |
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ゼロインに関するよくある質問(Q&A)
Q. ゼロインとは何ですか?
ゼロインは、照準点と弾道を合わせる調整です。ドットサイトの場合、レティクルの位置をダイヤルで動かして合わせます。
Q. ゼロインは何メートルで行えばよいですか?
解説によって、15〜20m、30〜40m、45〜50mと幅があります。まず、普段遊ぶフィールドの交戦距離を決めましょう。迷ったら、最大距離に合わせるのが目安です。
Q. ダイヤルは、どちらに回せばよいですか?
一般的には、矢印は弾道の移動方向を示します。ただし、ドットの移動方向を示す製品もあります。そのため、左右軸で動きを試して確認します。
Q. ホップ調整とゼロインは、どちらが先ですか?
ホップ調整が先です。ホップを変えると弾道が上下するためです。ゼロイン後にホップを動かした場合は、ゼロインをやり直します。
Q. 左右と上下は、どちらから合わせますか?
左右軸から合わせるのがおすすめです。左右は必ず中央に合わせるため、迷いません。上下は、交戦距離によって位置が変わります。
Q. 左右を直すと上下がズレるのはなぜですか?
サイトが斜めに付いている可能性が高いです。そのため、マウントの固定を見直し、水平垂直を出してからやり直します。
Q. 弾道が散って、ゼロインができません。
まず、BB弾を新しいものに替えます。次に、パッキンの傾きや摩耗、油の付着を確認します。それでも散る場合は、後日分解して点検します。
Q. ホロサイトのレティクルは、どう使いますか?
中央のドットを基準にします。遠い相手には円の上、近い相手には円の下を使います。また、風が強いときは、円の左右も目安になります。
Q. ゼロインは、どのくらいの頻度で見直しますか?
サイトの付け替え、ホップの変更、チャンバーの整備の後は見直しが必要です。また、落下や強い衝撃を受けた後も、再確認をおすすめします。
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